快作か怪作か?<ウェディングベルを鳴らせ> その③

作曲者の弁 
全力で10のものを差し出したら12のものが返ってきた、という実感だった。静寂から狂騒まで、様々なフェーズを前半と後半に対称的かつ発展的にちりばめたのだが、それらが正に団員一人一人の「自分のもの」としての表現の高みに達していた。
【藤井宏樹=樹の会】の凄まじい力は<黙礼スル第1番>・<黙礼スル第2番>の連続演奏(超50分!)の時に体験済みだが、今回も同等の、いや、それを上回る力をいただいたのだった。
合唱の様々な態を具現する活動を続けてきたが、今後の目標の主力は「合唱の未踏の領域」に注ぎたい。「居心地の良い場所」は嫌いではないし自ら求めたりもするが、しばらくはそれの大好きな方々にお任せしたいと思う。
今、混声8部合唱の芽が吹き出しつつある。これがどのような形になるのか、はたまた器楽や管弦楽に「飛び火」するのか、しばらくは自分の中で育てていきたいと思う。