<室内協奏曲Ⅲ―Around Nothing>について

副題に西村朗のイニシャルA.N.を刻んだのだが、この曲はレクイエムでも追悼曲でもない。いわば早逝した彼への「弔い合戦」の意気込みを記しておきたかったのだ。私を突き動かしていたのは漢字の碩学・白川静氏の次のような言葉である … 続きを読む <室内協奏曲Ⅲ―Around Nothing>について