混声合唱+三絃+低音25絃という編成。昨年10月に初演。藤井宏樹=樹の会。三絃・野澤徹也、低音25絃・金子展寛。同じ面子で今年の4月に再演。
昨日9月27日京都にて25絃をチェロに替えて再々演。當間修一=大阪ハインリッヒ・シュッツ室内合唱団。三絃・山内利一、チェロ・大木愛一。
東京組はもちろんのこと、大阪組も素晴らしい演奏で、合唱音楽の可能性、その拡がりを大いに感じさせてくれた。また東北弁(新井高子流気仙沼弁)の音としての面白さを存分に「発掘」した作曲法であることを再確認できたのも嬉しかった。これはステージ後ろの壁に写し出された字幕によるところ大である。いわば目と耳で「言葉あそび」を逐一味わえたのである。
詩の言語をどこまで「発掘・展開」できるのか、とくに「平板」とも言える標準語をどこまで「活性化」(即ち自分自身の脳の活性化)できるのか、そういった課題の試金石になったと思う。
アンコールに演奏してくださった<生きる>の解釈は僕にとって未知のもので勉強になった。なるほど、こんなやり方もあるんだ、という体験。

