不条理について非常に興味深く論じられている。言語の不能についての確信と言語の可能性についての確信云々、詳しくは「波」4月号をお読みください。
僕が教訓を得たのは「…自分は弱い。だから、自分に残された有限な身体資源をその限界まで使い尽くし、愉悦し得る限り世界を愉悦する。カミュはそういう生き方を選んだ。…」というくだり。
できる限り世界を愉悦する。これは誰にとっても言えること。生きる、生きている、とはまさしくそういうこととあらためて思う。半端なく愉悦する、そのように生きたいものです。
2023年8月25日札幌にて。