第2回・2026年3月13日JZ Brat、JCAA 主催
この会はいわば鍋島佳緒里さん(作曲家)と僕との2人作品展。
武永京子(ピアニスト)さん、鍋島さんの企画にいつの間にか「乗せられて」、自作を歌ったり聴かせていただいたりすることになっている。鍋島さんの新作《語り組曲「スサノオの愛」~『古事記』より》の創作・発表意欲(面白かった❗)が核になっている。が、そこはバランス良く、僕の〈妖精の輪〉―Cl.とPf.のために―を入れてくださっている(巧みなPAのおかげで別世界が現出。新たな体験となった❗)。「オジサン」は「娘タチ」の企画に乗って楽しんでいれば良い、というありがた~い会なのである。
語りの武内陶子さ、齋藤順さん(Cb.)、岩瀬龍太さん(Cl.)、大石泰さん(台本)、さらにはPAのプロ・羽生田徳美さん、なんとも贅沢なイベント❗
僕は〈あなたはどこに〉(詞・和合亮一)、〈風土(かぜつち)のうた〉(詞・角田英一)をマイクを握って歌わせていただいたが、PAプロのおかげでなんとも気持ち良かった。
鍋島さんの〈じゃあね〉(詩・谷川俊太郎)は訴求力たっぷりの熱唱。
僕の新作小品は〈Shall we dance 、or scratch〉―for Cb.&Pf.はビートのあるdance①②③とオフ・ビートでアンサンブルしないscratch ①②③が交互に登場するというもの。scratch とはCb.のpizz.、Pf.の5本指の連打が「引っ掻く」動作のイメージを想起させることからのネーミング。日本語のタイトルは大阪弁にひねって〈踊りまっか、引っ掻きまっか〉(笑)とした。最後に一瞬あのひと節が鳴って闇に消える。齋藤さんと武永さんの見事な演奏・アドリブが楽しい空間を作ってくれた。
最後は全員合唱で〈鉄腕アトム〉(鍋島さんの選択・アレンジ)。普段まったく体験しない不思議なライブ・コンサートは楽しく幕となった。


