<ピアノ エチュード 第Ⅱ巻>のレッスン

K. K.くん(10年前の日本音楽コンクール・ピアノ部門の優勝者)のピアノはほとんど出来上がっていた。素晴らしい、力のある演奏だ。
昨日の<つぶてソング>の柔らかな叙情世界とはうって変わって、ビアノのメカニカルでかつ強靭な叙情がその中に漂ってくるのだった。そんな世界を見事に実現してくれている。それを楽しんだ。彼のテクニックの確かさは凄い。
ある国際ピアノコンクールを受けるに当たってのレッスンで、僕の提案、彼の提言、それらがより良き形に結んだと思う。「曲が成長した、させてもらった」と言って良い。本日(4月29日)再演を迎える<さでやさでや とくとく>もそのようなものとなるにちがいない。聴き手としての自分が成長する、そんな側面も確認できるだろう。
宇宙哲学とビアニズムを結ぶのが僕の<ピアノ エチュード>(神々への問い-全12曲)の試みだが、その一端に力強い仲間を得た思いがする。レッスン後の酒席で様々な話題を話し合ったが、彼の音楽観・世界観に共感する部分が多々あった。今後の付き合いが楽しみなことである❗

新実徳英:ピアノのためのエチュード-神々への問い- 第2巻|全音オンラインショップ
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