偶然ではありますが、この8月、出版が重なりました。
青い本が〈エチュード第3巻、第4巻〉(全音ZENON)、白地に青と黄色の帯がそれぞれ〈空のふもと 風のなか〉(3曲から成る曲集)の混声版と同声版(音友刊)。一番右は僕のミニ自分史本『生きることが音楽!』(同)です。
それぞれの作曲や作文に要した時間、僕はもちろんですが編集や校正に要した膨大な時間(編集部の皆さんの緻密で誠実なお仕事に感謝多謝‼️)を思うと感無量、は大げさかもしれないが、そんな思いがします。音友からの3冊は僕の誕生日8月5日に向けて進行してくださり、見事完成(出版の日付は8月末です)。自分史本はパナムジカさんがサイン付き予約を喧伝してくださり、なんと192冊もの予約をいただき、嬉し涙(笑)です。
〈エチュード第4巻〉は8月29日に小田裕之さんがリサイタルで弾いてくださいます。〈空のふもと 風のなか〉は8月8日に同声版の初演(男声)があり、9月11日に混声版の初演(いずれも指揮清水敬一)。
思いもよらぬ誕生月の「多忙」でした。本人は山にこもって訥々と作曲。〈梓弓―別れの譜〉―テノール、メゾソプラノ、箏、十七絃、尺八のために の草稿が出来上がったところです。
原理原則をないがしろにするこの国やり方案じ、コロナの行方を案じていますが、自分自身にできることは何もない。ひたすら自分自身の「中身」(あればですが)(笑)を前進させるべく半歩一歩と歩んで行くしかないのですね。