大フィルの<風神・雷神>

一昨年に続く<風神・雷神>、井上道義=林英哲=石丸由佳、素晴らしい成果❗
堪能しました。
白川静流に言えば「神と共にある狂気」、その実現でした。
休憩後に演奏されたサンサーンスの<交響曲第3番>が、どこまでいってもキリスト教の神に向かっての賛美・追従であるのとは対照的と思われたのでした。もちろん超名曲ですが。
<風神・雷神>を鈴木大拙の言う「日本的霊性」と絡めて論じてくれる批評家がいるとありがたいのですが。北沢方邦さんの後継者を見つけたい気分です。