〈敦盛・直実〉

7月12日に〈敦盛・直実〉ーテノール、バリトン、篠笛、13絃箏、17絃箏のために(A.E.95)を完成。初演は10月29日マチネとのこと。東京文化会館小ホール。今のところ定員の半分のお客様で実施予定。予定通りに行くかどうか、これはもう祈るしかないので祈ります。A.E.は95番まで来たけれど、大震災の傷跡、爪跡はまだまだ癒えない。原発に至っては後始末の目処すら立たない。それでもまた原発を推進したい人たちがいるらしい。まずは廃棄物の捨て場を見つけてからの話ではないだろうか。 エネルギー対策は50年後の日本、世界、地球を考えられる人たちが中心になって進められなければならない。

クラリネットとピアノのための作品に取り掛かっている。阿頼耶識とか潜在意識とか、訳の分からないものを想像することから始める。人間は人間の中に得体の知れぬものを抱えて生きている。音楽がそれらと何かを切り結ぶことができるのだろうか。という試み。全音の4人組コンサート12月10日初演予定。同じく東京文化会館小ホール。こちらはソワレです。

ミミ「あたし、新聞も読むのよ」