家人と猫の会話
「ミミっ、お水飲む⁉️お水❗」
「にゃ～、にゃ～」
「焼きかつお食べる⁉️おやつよ❗」
「にゃ～、にゃ～」
なにを問うても、にゃ～にゃ～なのでありますが、会話が成り立っているように聞こえてくるから不思議です。我が愛猫ミミもそれに応えるように行動したりする。
閉まっているドアの前でおねだりするかの如く「にゃ～、にゃ～」。これは明らかにおねだり声なので、開けてやるとイソイソと部屋の中へ入って行きます。なのに直ぐに出てくる。単なる気紛れなのですね。好奇心が満たされれば、それで良いようなのであります。
「にゃ～にゃ～」とすり寄ってくる時は頭を撫でてやると、気持ち良さそうに目を細めている。なのに箪笥の上などで、半醒半睡瞑想するが如く踞っている時に頭を撫でると、いきなり鋭く尖った声で「ニャー❗」とくる。これは明らかに怒っているのです。ついでに「ハーッ」と威嚇の息を吐きかける。
猫サマはおそらく唯我独尊の心境で、媚びるも突き放すのも自由自在、人間クンはそれにつき従うしかないようであります。飼い主という言い方は実は間違いで、飼わせていただいているというのが正しい表現。家人はおそらくパートナー、私は一従者に過ぎないようです。

ともあれ実にカワイイので、いい歳こいたオッサンが「ミミ〰️、ミミ〰️」と毎日それこそネコ撫で声で呼ばって交流交感を求めている様は、とても人様に曝せる態ではありませんな。