2021年4月25日稲沢市にて
定期というものの昨年はコロナのために涙を飲んで中止。何が危険で何が安全なのか全く見当がつかなかった。幸い昨年秋頃から入退場の方法、チケットの扱い、ステージと客席の距離、客席の使い方、消毒や検温など、できる限りのことを実施してポツポツと演奏会が開かれるようになり、わがフォーラムも演奏会開催に踏み込んだ。
4月3日に僕の第1回のレッスン。〈わたりどり〉(北原白秋作詩、大中恩作曲)、手を振り下ろすと、子どもたちの凄烈な歌声が練習会場に響き渡った。あ、これだこれだ、自分が待ち望んでいた音の現場、体いっぱいに音を吸い込んだ。
次に僕が本番で振る〈やさしい魚〉全5曲、曲集〈火の山の子守歌〉全8曲。とても良く歌えている。合唱団指導者と子どもたちの努力の賜物だ。コロナ禍の中でも停滞しない、少しでも前進する、僕と気を同じくして練習を積み重ねてくれたことに感動。代表のUさんの意気込みでもある。
本番は限られた聴衆をお迎えして行うことになるだろうが、子どもたちにとっては本番を行うことが大切で、必ずや何らかの果実を心の中に実らせてくれるだろう。
ここに及んで神頼み、どうか無事終わらせてください‼️