東京シンフォニエッタ
2022年7月8日

最後に演奏された委嘱新作 Mon seul désir(我が唯一の望み)は6章構成。各章はかなりミニアチュール。その意味では物足りないとも言えるが、音楽は上質で美しい。むしろミニアチュールならではの切り詰めた潔さが感じられたようにも思われる。
作曲者西岡龍彦は藝大の同級生。たぶん40年ぶりくらいの再会を果たしたのでした。

実はこの演奏会はヴィオラに焦点を当てたもの。前半最後のガース・ノックス(ヴィオラ奏者)作曲の<ヨナと鯨>はユーモアとペーソスいっぱいの「大傑作」の達演!

他の曲のレポートはまたの機会に。ともかく佳き場、善き時間をいただいたのでした。