武満徹&新実徳英の世界
7月11日19時開演、王子ホール
ソプラノ 鷲尾麻衣 バリトン 大沼徹
ピアノ 吉田貴至
第1部が新実徳英の世界で<白いうた 青いうた>から計10曲を聴かせていただいた。
第2部は武満さんの歌をやはり10曲。
それらの歌はいわゆる歌曲ではない。僕のは「歌集」だし、武満さんのは「songs」と銘うたれている。
こうした小品群を味わい豊かに歌い上げる、きっちり聴かせどころを作る、なかなかの芸当、と感服した。高音は当然のことながら、お二人とも地声が豊かで、中低音もしっかり響くし言葉もよく伝わってくる。
ピアノの吉田さんはお二人をリードし支える役割を存分に果たした好演。
充実した楽しい気分で帰路についた次第。
午後は子どもたちの合唱、夜はプロの歌唱、それぞれに佳き時間をいただいた贅沢な一日でした。
夕方チラッと軽食を取ったホール横のトラットリア コダマ、おすすめです。コスパ良いですよ。