アンサンブル室町、新曲について

<風の舞>、<土の舞>、二つを合わせると「風土」となる。中世ルネサンスのヨーロッパの風土、室町時代の日本の風土、大きく異なるそれらが時空を超えて、このアンサンブル室町という場で新たな「風土」を生み出す(このサイトの「ボーダーレス会議」を御参照ください)。
前者の編成、笙、箏、17絃、オルガン、に後者では3尺八、2バロック・バイオリン、バロック・チェロ、和打楽器、洋打楽器が加わり、洋と和のより大きな融合体となる。
若い、素晴らしい演奏者たちにより見事な融合体が生まれた。作曲家冥利に尽きる場を受け取り、僕は感謝と尊敬の念で一杯です。