新幹線に想う

 この4週間の土日は連続して出張で、名古屋、名古屋、大阪、そして本日11月5日、再び名古屋。たいがいは品川から乗るのだが、今日は吉祥寺でリハーサルがあったので東京駅で乗車。
それにしても新幹線の密度は凄い❗ 多い時間帯では3分ごとに発車している。この緻密なダイヤグラムにはほとんど乱れがないのも驚異である。日本の鉄道マン(ウーマン)、鉄道システムは世界に冠たるものではないだろか。
 先日も新宿から螢田(小田原の一つ手前駅)へ行くのにホームにいた駅員さんに乗り換えをお尋ねすると、彼はダイヤグラムを見ながら「ロマンスカーで伊勢原下車、向かいのホームに急行改め各駅停車が待っているはず。が、今朝の事故で多少遅れているかもしれない。」と丁寧な案内をいただいた。ロマンスカーに戻ろうとすると、追いかけてきて更に詳しい情報をくださった。感動もんです。
 おなり列車というものがあります。たとえば天皇陛下が那須の御用邸にお出かけになる列車。荒川を渡る鉄橋に上下の重なりがあるそうで、おなり列車が下の鉄橋を通る時、上の鉄橋を走る列車がないようにダイヤグラムを組む、と読んだことがある。これも凄い❗
 日本はこういった確かな人たちに支えられているのだ。選ばれし方々にそんな確かさを求めたいと思うのは僕だけではないでしょう。