<をとこ・をんな>
久々の再演を聴く

JCAA(日本作編曲家協会)主催 The Chorus Plus VI
2022年11月25日 於サントリーホール ブルーローズ 18時30分開演

久々の再演を聴く。栗山文昭=彩の会の委嘱作品。栗山さんは育ての親で何回もこの曲を演奏して下さった。ついにはイタリアの合唱祭に持って行ったりもした。懐かしい思い出だ。
今回は西川竜太=暁による演奏。芯のしっかりした豊かな表現力に感嘆!
本條秀英二(三味線)、齋藤順(コントラバス)のお二人の熱演!

僕の気掛かりは34年前の作品が今どのように聴こえるのか、ということだったが、見事風雪に耐えたようである。詩の持っている深み、音楽の構造とディテールの確かさ、クライマックスに向かうヴェクトルの強さ、編成の妙味、41歳不惑のニイミは核心を突いた⁉️(我田引水ですみません。作曲家はだいたいこういう人種です)(笑)
これに次ぐ<常世から>も僕にとってエポック メーキングな作品だったが、これについてはまたいずれ。