合唱団お江戸コラリアーず、Mu Projectのジョイントコンサート。
両団共にすごい声力。
当たり前と言えば当たり前だが、合唱や歌の基本はなんと言っても声力❗ 声力があるということは、そのままハーモニーの美しさにつながる。前進したい合唱団はまずそのことに留意するべき、と思ったりする。
表記の順で信長2作品〈ぼくの村は戦場だった〉、〈Fragments〉。いずれも充実した演奏。
合同で僕の〈祈りの虹〉。村田雅之さんの指揮はドライブ感や随所の溜めに唸るものがあった。素晴らしい仕上がり。ピアノの松元博志さん、力強く、また美しい音色だった。男声合唱の魅力と可能性を存分に感じさせてもらった。1月10日のワグネルの演奏を思い出したりもした。
僕の30代後半の作品だが、このような名演熱演に接すると、あらためて書いておいて良かったとつくづく思う。
戦争は不条理のかたまりだ。やってはいけない。だが踏み出す人たちがいる。帝国主義は過去のものかと思っていたら、そうではなかった。いたるところに類似の種が芽を吹き出している。
日本国憲法第9条を限りなく美しいと思う。しかし外交や話し合いを拒否して攻め込んでくる相手にどのように対したら良いのか。解答を見つけたいと願っている。
■ SUPERNOVA!
-合唱団お江戸コラリアーず × Mu Project Joint Concert-
Streaming+(配信TICKET)2022年4月15日まで ▶ イープラス