第89回全国学校音楽コンクール小学校の部の課題曲を作曲。10月9日の全国大会の審査員としてこの日の午後、全国から集まった11校の元気な声を楽しませていただいた。
子どもたちが全身全力で取り組み、発表する、そんな曲作りを心がけたのですが、見事子どもたちがそれに応えてくれた。まことに佳き場佳き時間だった。
コンクール終了後のインタビューでは、まず子どもたちの健闘を讃え、「大人たちは子どもたちが音楽やスポーツや勉強に夢中になれる、平和な国を作る責任がある」といった意味のお話をした。
一夜明けた10月10日、課題曲作詩者谷川俊太郎さんにお電話して、子どもたちの歌声が素晴らしかったことをご報告。悦んでおられた。ついで、というよりこれが本題の、詩集『こころ』で合唱曲を作ることへの許可をいただいた。「詩が本になるより歌われる方が嬉しい」と朗らかに語ってくださった。素晴らしくお元気な92歳、スゴイ!です。
さて『こころ』による新曲集、普通の合唱組曲とはちょっとちがうスタイルになりますよ。乞うご期待❗