<花に寄せて>

この3月18日、厚木混声合唱団のお招きでレッスンに伺い、久し振りにこの組曲を振った。
「過剰に反応してください、その方が早く直して行けます」と最初にお話したら、そのようにしてくださり、7曲のレッスンを休憩込みの2時間でなんとか終えることができた。ほんとに皆さん熱心で真剣で、楽しい時間でした。
思えばこの組曲の初演は1985年、38年前、良く「生き残ってくれたね」です(笑)。初演の時は柴田南雄先生の劇場作品とならぶことになり、僕はこんな単純な曲を書いて良かったのだろうか、と思い悩んだのを懐かしく思い出した。

人間の「真実」に触れるものは「残る」のだろう。つい先日<風韻 Ⅱ>-三本の尺八のために(1988年)-が演奏され、それを聴いた作曲家のM.M.さんから「35年の歳月を越える素晴らしい作品!」というメールをいただいた。嬉しいことでした。
作品の力↔️演奏の力↔️それを受けとる聴衆の力。そのような三角形を今さらながら思うのでした。