秋の幸福

幸福とは実にささやかなもので「あ、今日も生きてる、呼吸してる、嬉しいな」、そんなもんです、という作家や哲学者の意見を何度か新聞記事で読んだ。何が幸福なのかわからなくなっている人が多いのだろう。
以下は私事。夕食はなるべく嵩張らないようにしているので、朝の胃袋は空っぽで、そこに染み込んでくるミルクの美味しいこと!
そしてブランチが最初の食事なので、すでに胃はに空っぽ。味噌汁や吸い物がしみじみと胃袋に行き渡る時の快感❗
さて、ブランチは腹6分目。そして食後のフルーツ+ヨーグルトが僕の秋の幸福なのです。葡萄、梨、柿、もうすぐ採れたてのリンゴが加わる(バナナとキウイは年中ありますね)。
食べられる量のフルーツあれこれをカットして盛って、そこにヨーグルトをかける。たいした贅沢ではないけれど、外食ではこれができない、という贅沢。。幸福とはこんなものではないでしょうか。
この細やかな幸福と、音楽という途方もなく大きな幸福!
幸福は自ら見つけるもの。不幸は「向こうから」やって来て、逃げられないもの。そんなことを初秋の空気を味わいながら思ったりする日々です。