超久しぶりに聴くB.ブリテン<戦争レクイエム>。冒頭からこの作品が名作であり、高い境地のものであることが真っ直ぐに伝わってくる。
戦争の痛ましさをどんなに思っても、戦争が無くならない現実をどう考えたら良いのか。不安定な地域ほど「国=国民」は自らの領域を拡大したがる。なぜなら、「攻撃が最大の防御である」からなのだろう。世界の紛争地域は皆、そのような状況にあるように思われる。
私たち作曲家は「レクイエム」を書き続けるしかないのか。「平和賛歌」を書き続けるしかないのか。
私たちの国にもそのような「暴力」に襲われる可能性があるのだ。「ペンの力」では及ばないように思われてくる。