2月17日朝日新聞朝刊にエッセイ

(ひもとく)冬に読みたくなる本 感性引き締まり、思考深まる 新実徳英:朝日新聞デジタル
※有料記事

この日の一面トップは
裏金 政倫審に51人出席要求
その左に
ナワリヌイ氏 獄中で死亡
ーそれぞれに闇は深い。正義とか誠実はどこにも見当たらない。

中段に
「地震を夢に見る」痛みに寄り添う
(その横に 隆起の港 すくいたい の写真記事)
ー実に痛ましい。他人事ではない。経験していない我が身は幸運なだけ、と思う。
折々の言葉
白洲正子氏の「野生と自由が異なるように、生まれつきの素質と個性は違うのだ。」
ー示唆に富んだ言葉。個性は磨き上げて作られのである。癖は癖に過ぎない。

天声人語
「先生」「さん」の敬称のこと。名古屋刑務所の実話など。

それらの記事と僕のエッセイとは直接的には何の連関もないが、全ては「人間の問題」として括ることができることに気付いた。
「生きる」ことの多様と困難をあらためて思わせられる。

記事中で紹介されている本
中原中也 ― 沈黙の音楽 – 佐々木 幹郎 (著)
素数の音楽 – マーカス デュ・ソートイ (著)
カラマーゾフの兄弟 – ドストエフスキー (著), 亀山 郁夫 (翻訳)