近松門左衛門近松門左衛門

 司馬遼太郎VSドナルド・キーンの対談集を読んでいたら、キーン氏が近松を絶賛するので、ついその気になって「心中天の網島」を読んだ。なかなかに凄い筆致で、最後の心中の場で―…切先喉の笛をはづれ、死にもやらざる最期の業苦。… […]

哲学入門の試み哲学入門の試み

 哲学入門の試みを開始。NHKテキストの「100分de名著 善の研究 西田幾多郎」の著者、若松英輔氏の著述に案内されて進むことにした。 「知と愛」、「思惟と経験」、「知識と実践」…そしてそれらの根底に「主各合一の作用」。 […]

「重々無尽」「重々無尽」

いつの間にか自分の言葉のように使っているが、どこで出会ったのだろうかと思っていたら、ありました、2005年に買った文庫本『十六の話』(司馬遼太郞著、中公文庫)の「華厳をめぐる話」の項。以下に引用します。   … […]