恥ずかしながら学生のころの思い出話を。 東大に入った頃は真面目な学生であった僕。何でもかんでも面白そうで、政治になんか関心がないのに政治学の講義も取った。 そして京極純一先生の強烈なパンチを喰らった。 その1) 先生 […]
恥ずかしながら学生のころの思い出話を。 東大に入った頃は真面目な学生であった僕。何でもかんでも面白そうで、政治になんか関心がないのに政治学の講義も取った。 そして京極純一先生の強烈なパンチを喰らった。 その1) 先生 […]
『野見山暁治画文集 目に見えるもの』(求龍堂) 先ず画が素晴らしい。抽象画が多いが、不思議な魅力ある歪んだ人物画もある。言葉は少なく語られるが、たとえば―「…常に嬰児の如くあれ」、この言葉ほどぼくに強く訴えてくるものは […]
司馬遼太郎VSドナルド・キーンの対談集を読んでいたら、キーン氏が近松を絶賛するので、ついその気になって「心中天の網島」を読んだ。なかなかに凄い筆致で、最後の心中の場で―…切先喉の笛をはづれ、死にもやらざる最期の業苦。… […]
今朝方、<Sominium I>for Clarinet & Pianoforte という作品を書き上げた。と言っても今からかなり面倒な清書が残っている。タイトルはラテン語で夢の意。 一晩で複数の夢を見ることは […]
哲学入門の試みを開始。NHKテキストの「100分de名著 善の研究 西田幾多郎」の著者、若松英輔氏の著述に案内されて進むことにした。 「知と愛」、「思惟と経験」、「知識と実践」…そしてそれらの根底に「主各合一の作用」。 […]
勅使川原三郎シアターΧ公演 銀河鉄道の夜 を観る。 この宮沢賢治の作品はよく知られた魅力的な作品だがテキストとしてこれを扱うのはなかなかの難物である。谷川雁の「ものがたり文化の会」は人体交響楽の実践のため数々の賢治童 […]
昨日は Marimba Orchestra Ⅶ 上野信一&フォニックス・レフレクション という演奏会。僕の曲は<シンフォニアM-神々の声を聴け!>A.E.56が演奏された。オリンピックセンター小ホールにて昼夜の2回公演 […]
混声合唱とピアノのためのさすらふ魂の歌-兵士たちに捧ぐ(コーロ カロス委嘱作品、2019年10月27日初演) 『昭和萬葉集』に収められた先の大戦に関する和歌から約40篇を選び作曲。冒頭には『萬葉集』の防人の歌を使った。な […]
『世界の中の日本』(中交文庫)=『Edo Japan Encounters the World』(一般財団法人出版文化産業振興財団) 司馬さん、キーンさんの対談集、7章から成る。英語版の翻訳はTony Gonzalezさ […]
いつの間にか自分の言葉のように使っているが、どこで出会ったのだろうかと思っていたら、ありました、2005年に買った文庫本『十六の話』(司馬遼太郞著、中公文庫)の「華厳をめぐる話」の項。以下に引用します。 … […]