蓼科の山小屋に置きっぱのヴァイオリンを久しぶりに弾いたらなんとも妙な音がする。鼻を詰まんで出した声のような、あるいは耳が詰まった状態で聴く音のような。ヴァイオリンを振ってみると中でコロコロと木片が転がる音がする。さては魂 […]
蓼科の山小屋に置きっぱのヴァイオリンを久しぶりに弾いたらなんとも妙な音がする。鼻を詰まんで出した声のような、あるいは耳が詰まった状態で聴く音のような。ヴァイオリンを振ってみると中でコロコロと木片が転がる音がする。さては魂 […]
僕のミニ自分史本が出ました。音楽之友社刊¥1900。人間の生き方の一例、というつもりで上梓することにしました。たくさんの失敗、多少の成功、そんな人間でもこの歳まで生きてこられたし、それなりの生き甲斐もあった、そして今も前 […]
セミの一生①夏の間に成虫が木の幹に卵を産む。②その翌年、梅雨の頃に卵は孵化する。③孵化した幼虫は土中で3~17年過ごす。④その後、幼虫は木に登っていき、そして羽化。⑤やがて成虫となるが、成虫となっての寿命は1週間から1ヵ […]
と呼ぶしかないような3作をこの三年間でものすることになった。意図した訳ではなく、結果。もっとも歳をとればこのようなテーマに行き着くのは自然な流れかもしれない。 ①さまよふ魂のうた―兵士たちに捧ぐこれはかねてより栗山文昭さ […]
詩:ナズム ヒクメット 訳詩:仲本信幸による全5楽章の混声合唱曲。昨年3月11日にオーケストラ版の初演が延期、7月の大久保混声の連弾版も延期、この3月のオーケストラ版は見送りとなり、この7月11日、やっと連弾版の初演が行 […]
僕が監修役を仰せつかっている教科書会社が神田から東京ビックサイト駅近くに引っ越した。神田に比べたらとんでもなく不便でかなわない。が、ここで発想の転換。こんなことでもなけりゃモノレールゆりかもめに乗るチャンスはめったにない […]
6月10日第1回、7月13日第2回を接種。なんともないので、オレは大丈夫、と思ったのですが、翌14日、朝目が覚めると関節の節々が痛んで皮膚がピリピリする。さては、と体温を測ると37.2度から37.5度くらい。昼頃に新刊本 […]
6月第1週にやられ、再び第4週、今度は右足親指に来た。こんなことは初めてのことだが、ネットであれこれ引くと決して珍しいことではないようだ。神様の思し召しか、両足に出たことは一度もなく、無理すればウチの中ならなんとか歩ける […]
1585~1672、ということはJ.S.Bachの100年前のドイツの作曲家。いまシンフォニア・サクラ集第2巻/父アブラハムよ、わたしを憐れんでください(SRCR 1989~90)を聴いている。曲と演奏の美しさが身体に染 […]
この4月25日、フォーラム21少年少女合唱団の定期演奏会を指揮して以来、昨日6月5日、自作の合唱練習に久々に立ち会いました。大久保混声合唱団による〈生命のうた〉(原詩ヒクメット)。砂漠に灼熱の鉄骨が突き刺さっているような […]