詩は宇宙の瞬間を切り取る、という見方は間違いではない。が同時にその背後には実は時間が流れている。物語がある。それゆえ詩を歌にする時、その背後に流れる時間を感知しなければならない。朗読する時間とは異なる時間の中に歌はある。
詩は宇宙の瞬間を切り取る、という見方は間違いではない。が同時にその背後には実は時間が流れている。物語がある。それゆえ詩を歌にする時、その背後に流れる時間を感知しなければならない。朗読する時間とは異なる時間の中に歌はある。
5月30日、旧奏楽堂にて歌曲コンクールの作曲部門の審査と表彰が終わり、さてオペラシティのコンポジウム2021に向かうべく山手線に乗り込んだら、田端あたりから左足薬指あたりがずきずきと痛み始めた。あっ、と気がついた時はすで […]
5月27日付け読売新聞夕刊に舩木篤也氏の評が載った。このことは新作を書いた側にも演奏した側にもありがたいことだし、内容も限られたスペースの中で的確だと思われた。氏の文章を引用しながら、しばし言葉の世界に遊んでみよう。 氏 […]
この度の同声版の初演を清水敬一さんと合唱団が後押ししてくださいました。この夏、甍演奏会、清水敬一指揮で御披露目を予定しています(8/8 杉並公会堂、ただし今後の状況により予定変更の可能性あり) 。来年4月にはフォーラム2 […]
2021年5月22日サントリー小ホール 前半は「エラールの旅」第2回ベルク、ベリオ、ミライユのピアノ作品、そして僕の新曲〈ロンターノ C.〉~尺八とピアノのために。自分の曲は練習の立ち会いで何回も聴いているのに、この流れ […]
それぞれ別な機会に作曲した3曲が「一同に会する」、そんな曲集を作ることになりました。1.「風土(かぜつち)のうた」2.「希望のうた」3.「風を返して 土を返して」同声合唱版、混声合唱版、二つのバージョンが音楽之友社から出版される予定です。
夜8時までの時短営業、酒類販売自粛。これでは営業が立ち行かない。飲める人にとって食べると飲むとはセットになっているのは今さら言うまでもない。かく言う僕も飲み助なので、ノンアルコールビールで夕食をいかが、と言われたってヤ […]
『いわずにおれない』まど・みちお著(集英社be文庫¥700)より p154…ぼんやり見過ごさずに一生懸命見れば、この世にハッとすることは無限に存在する。そして自分を震えさせてくれるものがあれば、詩は生まれてくるんだと思い […]
以下はコロナ禍でなくても行っていることで、僕にとっては日常的なエクササイズです。 ピアノとバイオリンのお稽古(20分くらいずつ自分で決めた曲を弾き遊びする)、CD等を聴く、読書。以上はそれぞれに楽しいし、呆け防止になる […]
「…神はあなたがたともっと長く面接することを望んでおられたのであります。…あなたがたの来ることに待ち疲れたもうた神は、災禍があなたがたを訪れるに任せ、およそ人類の歴史なるものが生まれて以来、罪ある町のことごとくに訪れたご […]