ご存知〈ニーベルングの指輪〉は4夜計14時間以上かかる楽劇。まずは〈ラインの黄金〉からとろとろ行くべぇか、と第1場をネットで観たあとに、飯守泰次郎先生の解説講座がアップロードされているのを見つけた。主なライトモチーフをピ […]
ご存知〈ニーベルングの指輪〉は4夜計14時間以上かかる楽劇。まずは〈ラインの黄金〉からとろとろ行くべぇか、と第1場をネットで観たあとに、飯守泰次郎先生の解説講座がアップロードされているのを見つけた。主なライトモチーフをピ […]
高村光太郎詩集(高村記念会刊)の後書きより。前略…「独創はいらない、生命がいる」「何を生命と呼ぶか、あらゆる意味から君を感動させるもの、君を突き貫くものの事です」「肝心なのは感動する事、愛する事、望むこと、身ぶるひする事 […]
超久しぶりにこの名曲を聴くことになった。2021年1月24日ミューザ川崎。cond.下野竜也、vn.南紫音、orch.東京交響楽団。バイオリンも指揮も素晴らしく、懐かしい名曲を堪能。オーケストラも好演。木管も金管も存分に […]
シングルモルトのウイスキーこそベストと信じていた時期があり、グレンフィディックや竹鶴のシングルモルトを愛飲していたのですが、特に近年、後者が凄まじく値上がりして、この方針を変えることにしたのです。 国産ウイスキーの値上 […]
『宮澤賢治の世界』(筑摩書房) どのような根拠で「澤」が使われたのかは良くわからない。普通は「沢」である。もしかして戸籍謄本に宮澤と記載されているのかもしれない。あるいは戦前の旧字体の流れを汲んだだけかもしれない。 そ […]
『発生と進化』三木成夫記念シンポジウム記録集成(哲学堂出版刊) このシンポジウムは第19回をもって閉じられたのだが、御縁があって、その最終回に講師として参加させて頂いた。錚々たる講師の方々、養老孟司さんや呉智英さんの後で […]
『美味礼賛』の著者、ブリア ・サブラン氏が、君が何を食べているか言ってみたまえ、君がどういう人間か言い当ててみるから、と言ったそうだ。こわいような話だが、サブラン氏はとっくにいないし、もしや僕という人間が、こんなか、とか […]
楽譜が出版されることになると浄書という作業が行われ、原譜手稿が楽譜ワープロで打ち込まれ、やがて初校が上がって来る。これを原譜と見比べて誤りを正していく。 全てを疑ってかかるのが校正だと思うのですが、僕は全てを信じるきら […]
計8作の現代曲を並べた意欲的なリサイタル。前半の4曲は無伴奏曲。僕の〈横豎〉(1987)も演奏された。サントリーホールのオープニングシリーズで堤先生のリサイタルがあり、その時の委嘱作品。オリジナル版は19分の大曲で、堤先 […]
庄司紗矢香&ヴィキングル・オラフソンデュオ・リサイタルを聴く(12月23日、サントリーホール) バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ短調バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第1番 プロコフィエフ:5つのメロディブラー […]