日本歌曲協会主催「第十五回記念 邦楽器とともに 誕生百年!十七絃の響きにのせて」 このような演奏会が十月二十九日東京文化会館小ホールにて開催された。僕の初演曲は謡曲の「敦盛」をもとにした《敦盛・直実 ーテノール、バリトン、箏、十七絃、篠笛のためにー》というもの。演奏者の皆さんの多大な共感と御努力・実力で幽玄の世界が生まれ変わる素晴らしい初演となった。
日本歌曲協会主催「第十五回記念 邦楽器とともに 誕生百年!十七絃の響きにのせて」 このような演奏会が十月二十九日東京文化会館小ホールにて開催された。僕の初演曲は謡曲の「敦盛」をもとにした《敦盛・直実 ーテノール、バリトン、箏、十七絃、篠笛のためにー》というもの。演奏者の皆さんの多大な共感と御努力・実力で幽玄の世界が生まれ変わる素晴らしい初演となった。
先週やっと下書きを書き終えた。8月からざっと二か月以上この曲とつき合ったことになる。計17分くらいの曲なので、去年のペースならひと月で書きあがっているのだが、本番がこの12月から来年の11月に延期されたので、スローペー […]
線形代数とか線形幾何学とかがあって、これは必修科目であった。アメリカ帰りの杉浦先生は時間一杯に黒板に次から次へと方程式をお書きになる。我々は考えるヒマもなく、時間中ノートを取るので手一杯。「おまえ、分かったかよ?」と同 […]
恥ずかしながら学生のころの思い出話を。 東大に入った頃は真面目な学生であった僕。何でもかんでも面白そうで、政治になんか関心がないのに政治学の講義も取った。 そして京極純一先生の強烈なパンチを喰らった。 その1) 先生 […]
『野見山暁治画文集 目に見えるもの』(求龍堂) 先ず画が素晴らしい。抽象画が多いが、不思議な魅力ある歪んだ人物画もある。言葉は少なく語られるが、たとえば―「…常に嬰児の如くあれ」、この言葉ほどぼくに強く訴えてくるものは […]
司馬遼太郎VSドナルド・キーンの対談集を読んでいたら、キーン氏が近松を絶賛するので、ついその気になって「心中天の網島」を読んだ。なかなかに凄い筆致で、最後の心中の場で―…切先喉の笛をはづれ、死にもやらざる最期の業苦。… […]
今朝方、<Sominium I>for Clarinet & Pianoforte という作品を書き上げた。と言っても今からかなり面倒な清書が残っている。タイトルはラテン語で夢の意。 一晩で複数の夢を見ることは […]
哲学入門の試みを開始。NHKテキストの「100分de名著 善の研究 西田幾多郎」の著者、若松英輔氏の著述に案内されて進むことにした。 「知と愛」、「思惟と経験」、「知識と実践」…そしてそれらの根底に「主各合一の作用」。 […]
勅使川原三郎シアターΧ公演 銀河鉄道の夜 を観る。 この宮沢賢治の作品はよく知られた魅力的な作品だがテキストとしてこれを扱うのはなかなかの難物である。谷川雁の「ものがたり文化の会」は人体交響楽の実践のため数々の賢治童 […]
昨日は Marimba Orchestra Ⅶ 上野信一&フォニックス・レフレクション という演奏会。僕の曲は<シンフォニアM-神々の声を聴け!>A.E.56が演奏された。オリンピックセンター小ホールにて昼夜の2回公演 […]