シングルモルトのウイスキーこそベストと信じていた時期があり、グレンフィディックや竹鶴のシングルモルトを愛飲していたのですが、特に近年、後者が凄まじく値上がりして、この方針を変えることにしたのです。 国産ウイスキーの値上 […]
シングルモルトのウイスキーこそベストと信じていた時期があり、グレンフィディックや竹鶴のシングルモルトを愛飲していたのですが、特に近年、後者が凄まじく値上がりして、この方針を変えることにしたのです。 国産ウイスキーの値上 […]
『宮澤賢治の世界』(筑摩書房) どのような根拠で「澤」が使われたのかは良くわからない。普通は「沢」である。もしかして戸籍謄本に宮澤と記載されているのかもしれない。あるいは戦前の旧字体の流れを汲んだだけかもしれない。 そ […]
『発生と進化』三木成夫記念シンポジウム記録集成(哲学堂出版刊) このシンポジウムは第19回をもって閉じられたのだが、御縁があって、その最終回に講師として参加させて頂いた。錚々たる講師の方々、養老孟司さんや呉智英さんの後で […]
『美味礼賛』の著者、ブリア ・サブラン氏が、君が何を食べているか言ってみたまえ、君がどういう人間か言い当ててみるから、と言ったそうだ。こわいような話だが、サブラン氏はとっくにいないし、もしや僕という人間が、こんなか、とか […]
楽譜が出版されることになると浄書という作業が行われ、原譜手稿が楽譜ワープロで打ち込まれ、やがて初校が上がって来る。これを原譜と見比べて誤りを正していく。 全てを疑ってかかるのが校正だと思うのですが、僕は全てを信じるきら […]
計8作の現代曲を並べた意欲的なリサイタル。前半の4曲は無伴奏曲。僕の〈横豎〉(1987)も演奏された。サントリーホールのオープニングシリーズで堤先生のリサイタルがあり、その時の委嘱作品。オリジナル版は19分の大曲で、堤先 […]
庄司紗矢香&ヴィキングル・オラフソンデュオ・リサイタルを聴く(12月23日、サントリーホール) バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ短調バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第1番 プロコフィエフ:5つのメロディブラー […]
気楽に焼鳥屋や居酒屋の暖簾をくぐるわけにもいかない昨今、いきおい自ら包丁を握ることがグッと増えましたね。もとより台所に立つのは嫌いじゃない。男子厨房に入らず、の逆ですな。おかげで鯛の三枚下ろしくらいはなんとかできるように […]
家人と猫の会話 「ミミっ、お水飲む⁉️お水❗」 「にゃ~、にゃ~」 「焼きかつお食べる⁉️おやつよ❗」 「にゃ~、にゃ~」 なにを問うても、にゃ~にゃ~なのでありますが、会話が成り立っているように聞こえてくるから不思議です。我が愛猫ミミもそれに応えるように行動したりする。
その3日目は久留米での第27回賢順記念全国箏曲コンクールの審査。実にいろいろな曲と演奏を聴いたが、中でも断トツに佳いと思ったのが大川義秋君の自作の演奏。まさに「自分の音楽」そのもので、実にセンスィティヴな、風格を感じさせ […]